デリスタグラマー
1月21日に渋谷で、DELISTAGRAMMER'S BOOKの出版記念パーティーに出席したので、簡単にレポートしようと思います。
最近、「youtuber」ならぬ「デリスタグラマー」が流行しているとか。
デリスタグラマーとは?
Instagramで「食」をテーマにした投稿をし、フォロワーが1万人を超える影響力のあるインスタグラマー。「毎日の(Daily)“美味しい”(Delicious)を世界に届ける(Delivery)」
をコンセプトに、デリスタグラマーの日々の投稿がまさに「食」のトレンドを生みだすきっかけを創っています。*1
要は、インスタグラムのフォロワーが多い人気のインスタグラマーさんということですね。本の内容としても、デリスタグラマーの写真がたくさん掲載されていたり、撮影テクニックやハッシュタグのことなど、食をテーマにインスタグラムの見どころが満載になっています。
パーティーのコンテンツであるトークショーにはデリスタグラマーの@pepe39さんと@NATSU_MOTOIさんが登壇され、インスタグラムのコツや始めたきっかけなどを語っていました。
お二人は、普段はサラリーマンや主婦とのことで、決してプロのカメラマンというわけではないそうです。しかし、プロのカメラマンをうならせるほど、プロ顔負けの写真の撮り方のテクニックをお持ちでした。
プロじゃない人が、メディアを持って自己表現していく、そしてそれがSNSの発展に寄って脚光を浴びやすくなっている今の環境はとても面白く、魅力的な世界になったと思います。お二人についても趣味でやっていたことが取り上げられて、本に掲載されることになったわけですし。
会場は、DIYでオシャレなパーティーや結婚式が 手作りできることでも人気上昇中のTRUNK by SHOTO GALLELLYでした。空間もお料理もフォトジェニックでとても素敵!
デリスタグラマーズブック、興味があれば是非御覧ください!
DELISTAGRAMMER'S BOOK (扶桑社ムック)
- 作者: 企画協力:トレンダーズ
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2016/01/12
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る
思いとメッセージ #TEDxTokyo
このブログは多様の「知」が集まる場所 #TEDxTokyoの続きです。
TED@Tokyoの登壇者によるパフォーマンスやTalkは個性に溢れ、
心を揺さぶられるものばかりでした。
どれも伝えたいメッセージがクリアで、
熱い思いを全身で伝えようとしていたと思います。
プレゼン方法の本などもたくさん売り出されているこのご時世ですが、
結局ものを言うのは「伝え方」なのではないかと思います。
プレゼンの上手な人は、聴衆をうまく巻き込む力があると思います。
例えば、どんなに素晴らしい技術やアイデアを持っていたとしても、
それが相手に伝わらなかったら、どうしようもない。
これは言語の問題、テーマの問題、プレゼンターの性格などもあるとは思いますが、
例えば、間合いの取り方や、言葉の選び方など、
テクニック的なものもあるのではないかと思います。
- 言語の壁、文化の壁
これは、いつかローカリゼーションマップ研究会のイタリアで活躍するビジネスプランナー安西洋之氏が
おっしゃっていたことに通じると思いました。
イタリアで毎年春に開催されるミラノサローネという世界規模の「家具見本市」では、
全世界の企業から出展があるそうです。
各企業のブースでそれぞれ個性があるのですが、
日本の企業は、日本人が不慣れな英語で説明するブースが多いようでした。
一方、韓国等の企業は、地元のイタリア人を説明員として採用し、
言語や文化に強く根付いたプレゼンテーションや説明を行ったという点で
うまくお客様と商品や企業をつないでいたそうです。
(口頭でお話されていたことなので、うろ覚えですがたしかこういった内容でした。)
とにかく、「すばらしい技術」「idea worth spreading」
…そうでなくても、自分自身の意見をどのように伝えていくのかということは、
どんな立場の人でも考えていかなければならない課題だと感じました。
逆に言えば、それほどたいしたことのない話であっても、
伝え方次第ではとても素晴らしく聞こえたり、GREAT IDEAだと感じるということも学びました。
聴衆である私たちも、ある種のリテラシーを持ち、
受けた印象を大事にしつつも、それにとらわれすぎず、
批判的な視点で見て自分の中に落としこんでいくことも時には大切なのではないかと思います。
- とにかく「挑戦すること」
いずれにせよ、「人に伝える」上で本当に大事なことは、
まずは「挑戦すること」なのかもしれません。
最初から成功する天才はほんの一握りですから、
チャンスを逃さず、試してみるということも大事だと思いました。
そう思わされたのは、今回のTED休憩時間中のオプショナルセッションで、
聴衆の中から有志が30秒ずつ「idea worth spreading」や「idea not worth spreading」を
自由に話すコーナーが設けられたのですが、
下手な英語でも、未完成でも、むしろ日本語でもとにかく挑戦した人は
とってもすごいなぁと思ったからなのでした。
(かくいう私は、ネタがあたたまりきらず、shynessも相まって、
前に出る機会を逃してしまい、非常に悔しい思いをしたのでした。)
とにもかくにも、TEDで語る方々は皆どれも伝えたいメッセージがクリアで、
熱い思いを全身で伝えようとしている、素晴らしいtalksでした!!
チャンスは降ってくるはずもなく、自らが掴みに行くものだ!
ということも分かったので、どんどん挑戦していきたいし、そう言う場が増えるといいなぁと思います。
ーー
最後に、他にもTED@Tokyoについてレポートをあげている方がいらっしゃいますので紹介します。
*心を動かすスピーチに必要な一つの「賭け」 #TEDxTokyo | Lifehacking.jp
*【イベント参加】参加している全員で作る空間!それがTED!#TEDxTokyo
今回、東京大学i.schoolより学生を代表してTED@Tokyoに参加させていただきました。
ご招待いただいたTedxTokyo Todd Porter氏、
お声をかけてくださったi.schoolエグゼクティブ・ディレクター堀井秀之先生、
貴重な機会を本当にどうもありがとうございました。心よりお礼申し上げます。